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レクサスLBXの後部座席は狭い?リクライニング方法などについて解説

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レクサスLBXは、レクサスの中でも最も小型のSUVです。

ベースモデルはトヨタのヤリスクロスで、パワートレインには1.5Lの直列3気筒エンジンとハイブリッドシステムが搭載されています。

口コミを見てみると、後部座席が狭いといった意見が多いようですが、実際のところはどうなのでしょうか?

今回はレクサスLBXの後部座席の広さから装備、リクライニングやシートの倒し方などを紹介していきます。

この記事でわかること
  • 後部座席の広さや乗り心地
  • 後部座席の装備
  • リクライニング、シートの倒し方 など
目次

広い?狭い?後部座席の口コミ

画像出典:レクサス

レクサスLBXの後部座席の広さについて解説する前に、実際にどのような口コミがあるのか見てみます。

調べてみると、後部座席が狭いといった口コミが多くみられました。

レクサスLBXの後部座席の広さ

画像出典:レクサス

それでは、実際の後部座席の広さをライバル車と比較してみましょう。

比較するのは、ボディサイズが同じぐらいのトヨタ「ヤリスクロス」、ホンダ「ヴェゼル」、マツダ「CX-30」、トヨタ「C-HR」、日産「キックス」の5車です。

ニースペース(足元空間)の広さ

後部座席の広さは、「後部座席に座ったときに前のシートと膝の間のスペースがこぶし何個分か」が目安にされることが多いため、こぶしの個数で比較します。

スクロールできます
順位こぶしの数全長(mm)
1位ヴェゼル2.5個4,330
1位キックス2.5個4,290
3位C-HR2個4,390
4位CX-301.5個4,395
5位ヤリスクロス1個4,200
5位レクサスLBX1個4,190
※個人差があります

1位はヴェゼルとキックスの2.5個、3位はC-HRの2個、4位はCX-30の1.5個、5位はヤリスクロスとレクサスLBX1個となりました。

ライバル車と比べると、前のシートとの空間が最も狭いことがわかります。

また、ベース車がヤリスクロスであるため、同じ空間サイズになっていることもわかります。

ヤリスクロスの後部座席が狭い理由は、独身層や子供の巣立った高齢の夫婦をターゲットとしており、後部座席は荷物置きとしての利用を想定しているためです。

このため、レクサスLBXにおいても、後部座席は狭いつくりとなっているようです。

室内幅、室内高

次に、室内の横幅と高さをライバル車と比較してみてみます。

スクロールできます
 室内幅(㎜)室内高(㎜)
ヴェゼル1,4454位1,2251位
キックス1,5201位1,2005位
C-HR1,4553位1,2102位
CX-301,4902位1,2102位
ヤリスクロス1,4306位1,2054位
レクサスLBX1,4454位1,1956位

レクサスLBXの室内幅は1,445㎜で、ライバル車と比べて4番目に狭いことがわかります。

ベース車のヤリスクロスが後部座席に乗ることを想定していないため、3人掛けをするにはかなり狭そうです。

室内高は1,195㎜(最下位)で、最も高いヴェゼル(1,225㎜)と比べると3㎝低いことがわかります。

ライバル車と比べると、高さは低い部類であることがわかります。

最低地上高

次に、乗り降りに影響する最低地上高を見てみます。

スクロールできます
順位最低地上高(㎜)
1位C-HR140
2位ヤリスクロス160~170
3位キックス170
3位レクサスLBX170
5位CX-30175
6位ヴェゼル170~195
※ヴェゼルはグレードで異なる

レクサスLBXの最低地上高は、170㎜で3番目に低くなっています。

これはライバル車と比べると中間ぐらいの高さであることがわかります。

問題は、リヤドアが60度ぐらいまでしか開かないことです。

リヤドアの乗り込み口自体が小さいことから、非常に乗りづらく、高齢者や子どもが乗り降りするのには適していません。

後部座席は荷物を置くだけと割り切っているからかもしれませんが、荷物の積み下ろしもしづらく、不便さを感じるかもしれません。

二人しか乗らない場合であっても、荷物を運び入れる機会が多い場合は注意が必要です。

一方、開口角度が小さいことで、駐車場やガレージなどの狭い場所では、隣の車や壁にドアをぶつけるリスクを減らすことができます。

レクサスLBXの後部座席の乗り心地

画像出典:レクサス

後席シートのデザインと素材

レクサスLBXの後部座席には、高級感のある本革やウルトラスエードが使用されています。

ウルトラスエードは、本革に比べてお手入れが簡単で耐久性にも優れています。

本革は温度の影響を受けやすく、夏には熱く、冬には冷たく感じることが多いですが、ウルトラスエードは通気性が良く、季節を問わず快適に乗ることができます。

また、ウルトラスエードは人工素材であるため、カラーバリエーションが豊富で、より自由なデザインが可能であることから、最上級グレードのBespoke Buildでは、シートカラーやステッチなどを好きなようにアレンジすることができます。

グレード素材
Relax本革シート
Cool本革シート、ウルトラスエード
Bespoke Buildウルトラスエード

クッション性とサポート性

後部座席のクッションには適度な柔らかさと弾力があり、体圧を分散する構造になっています。

レクサス特有の高品質な素材を使用しているため、腰や太もも部分のクッションが快適で、長距離でも疲れにくい乗り心地です。

背もたれの角度とリクライニング機能

後部座席はコンパクトSUVというサイズの制約もあり、座面や背もたれの形状がややフラットです。

そのため、体をしっかりと包み込むフィット感が不足し、長時間座っていると支えが弱いと感じる人もいる可能性があります。

また、後部座席にリクライニング機能がないため、角度を自由に調整できません。

このサイズのSUVではリクライニング機能のない車が多いため、ライバル車と比べても特別乗心地がわるいということではありません。

センターアームレスト

レクサスLBXの後部座席にはアームレストがありません。

このため、長距離の乗車には向いていないといえます。

後部座席の窓サイズ

レクサスLBXの後部座席の窓サイズは、車全体がコンパクトなデザインであることから、ヴェゼルやC-HRなどのライバル車と比べてやや小さめに設計されています。

このため、後部座席に座ったときの開放感は限定的で、窓からの視界が少し狭く感じられるかもしれません。

一方、窓が小さいことで、外からの視線が入りにくくなっており、後部座席でのプライバシーが保たれやすいメリットがあります。

また、窓の面積が少ない分、車外の音が伝わりにくく、遮音性がある程度確保されるという面もあります。

後部座席のエアコン・USB

エアコン

レクサスLBXは後部座席にエアコンの吹き出し口がありません。

高級感を求めるコンパクトSUVとしては、後部座席用の吹き出し口がない点は少し不便に感じる場合もあります。

ベース車のヤリスクロスが後部座席に人が乗らない前提で設計されていることが影響しているようです。

このため、後部座席にもエアコンが付いているヴェゼルやC-HRに比べて快適性が劣ると言えます。

USB

センターコンソールの後部下に充電用のTypeーC端子が付いています。

また、USBの左側には1500Wの電源もついており、非常時に使えるようになっています。

後部座席の倒し方(フラットにする方法)

画像出典:トヨタ

リヤシートのヘッドレスト横、肩のあたりにロック解除のレバーがあります。

このレバーを手前に引いてロックを解除することで、シートを前に倒す(下げる)ことができます。

6:4の分割シートになっているため、片方ずつ倒すことができます。

2WD車では後部座席と荷室の間にはかなりの段差があるため、デッキボードを付けることで段差を解消することができます。

4WD車では最初からハイデッキになっておりフラットに近い状態です。

どちらもフルフラットとはなりませんが、荷物を置くのに支障はありません。

まとめ:長距離には向かない

レクサスLBXの後部座席については次のとおりでした。

ライバル車と比べて、後席空間が狭く、快適性のために必要な装備がないなど長距離には向いていないことがわかりました。

  • レクサスLBXの後部座席は横幅、高さともに狭い
  • エアコンがない
  • リクライニングはできない
  • アームレストがない

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