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残価設定ローンは損ばかりじゃない!【残クレでお得に2台購入しました】

車と男性

販売店に車を売ると100%損します

私の場合、ディーラー下取りで192万円と査定された車が、一括査定では230万円になり、38万円も高値で車を売ることが出来ました。

その理由は、一括査定なら、複数の買取会社が競り合うことで買取額が上がるからです。

一社での見積りでは最安値を提示されて大損してしまいます。

面倒だからディーラー下取りでいいと考える人もいるかもしれませんが、他社の査定額を伝えるだけで下取り額が上がることもあるため、一括査定で相場額を調べておくだけでも交渉を有利に進められますよ。

次の車をお得に手に入れるためにも、愛車が高く売れる一括査定を試してみてください。

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こんな人向けの記事

残価設定クレジットってデメリットばっかりじゃない?
一括で買った方がいい気がするんだけどどうなんだろう?

最近CMなどでもよく紹介されている「残価設定クレジット」。

車の購入の際には、必ずといっていいほどディーラーから勧められます。

ネットで評判を調べると、メリットはない!デメリットしかないからやめておけ!ディーラーしか得しない!といったアンチ残価設定の声であふれています。

本当に残価設定クレジットには買う側にメリットはないのか?

今回は、残価設定クレジットについて、よくネットで挙げられているメリットとデメリット、実際にディーラーと交渉して分かったことを紹介していきます。

私の母と友人は、一括購入よりお得に残価設定クレジットで車を購入しました。

この記事でわかること
  • 残価設定のメリット、デメリット
  • 一括で支払うより安く買える方法

※この記事は、ダイハツと交渉した内容となっており、別のディーラーでは取扱いが異なりますのでご留意ください。

目次

残価設定クレジットとは

メリット、デメリット

残価設定クレジットとは、車に残価を設定し、残価を除く金額もしくは残価を含む金額を2回以上に分けて支払う方法です。

残価設定ローンともいい、よく残クレと言われています。

簡単にいうと、一部支払いが免除されているローンです。

2回で支払う場合は、残価以外と残価を分けて支払うだけなので、ローンはありません。

残価以外を支払った後は、次のような選択肢があります。

・同じディーラーで買い替える(残価分は下取りにはならない)
・車を返却して別のディーラーで購入(残価分の支払いは不要)
・残価を支払って乗り続ける

購入する側がどの選択肢を選んでも、一度はディーラーに足を運ばないといけなので、ディーラーからすると、その分、車を売れるチャンスが広がるわけです。

それでは、一般的にネットで言われている購入する側のメリット、デメリット、リースとの違いを見てみます。

よくあるメリット

・月々の支払額が少なくて済む
・通常のディーラーのローンよりも利率が低い
・新車を安くで乗り続けられる

ディーラーのパンフレットでも、月々の支払が少なくて済むことをアピールしていますが、ローンも同じです。

次に、利率ですが、利率はディーラーローンよりは低いとは言え、銀行のマイカーローンよりは高い傾向にあります。

最後に、新車を安くで乗り続けられるというのは、そこのディーラーで乗り換えることが前提です。

永遠にローンの支払い続けるのは嫌な人も多いと思います。

ある程度まとまったお金があるなら、どれも魅力的なメリットにはならないことがわかりますね。

愛車をできるだけ高く売りたいなら、一括査定サイトで査定額を比較することをおすすめします。

>>【車買取】おすすめの一括査定サイト7選

よくあるデメリット

・走行距離に制限がある
・一定の基準以上の傷があると、残価が減る
・利息で支払い総額が高くなる
・残価をローンで支払う場合には、二重に利息を支払うことになる。
・車をカスタムできない

大体、どのサイトでもこんな感じですね。

4つ目の「残価をローンで支払う場合には、二重に利息を支払うことになる」というとこはわかりづらいので解説しておきます。

残価設定クレジットでは、残価以外を2回以上に分けて支払う場合に金利が発生します。支払い利息ですね。この利息を計算する際の金利は、残価を含めた車両価格に対して発生するというシステムになっています。

問題は、車を自分の所有にするために、残価をローンを組んで支払う場合です。

残価分にだけ金利が発生すると思いきや、なんと支払い終えた分にも金利が発生するんです。

つまり、残価設定クレジットを支払っている最中と残価を支払う際のローンを組んでいる最中、両方の期間において残価分についての利息を支払っているということです。

これが二重に利息を支払っているということです。

ぴこすけ
ぴこすけ

二重で利息をとるのはずるい…

車を自分の所有にしたければ、残価は一括で支払えってことです。

リースとの違い

・車検や税金などが自己負担
・リースは使用料なので金利が発生しない
・支払い続けなければならない

ざっくりですが、大きな違いはこの3つです。

リースの中には、車検代や自動車税などを使用料の一部として支払っているケースもあります。

リースはあくまで使用料という考え方なので、金利が発生しません。

また、ローンと違って、自分の所有物になることがないので、使用料を支払い続ける必要があります。

とまあ、ここまでは普通のサイトと変わりません。

次からがこの記事の本題です。

残価設定ローンは損をするのか実際に交渉してみた

交渉、相談している二人組の女性

最近、母と友人の2人が車を購入する機会があり、どちらも残価設定クレジットを薦められたということだったので、付いて行ってダイハツの担当者と話をしてみました。

交渉をした結果、次の3つについて、新たな事実がわかりました。

・乗り出しセットについて
・値引き幅について
・点検費用について

1つずつ解説していきます。

乗り出しセットについて

残価設定クレジットでは、乗り出しセットしかつけられない

乗り出しセットとは、マットやバイザーなど車の購入時に必要になる商品をまとめて買えるセットのことです。

ディーラーによって呼び方は様々ですが、ここでは乗り出しセットと呼ぶことにします。

人によってはいらないと思うものもセットに入っているので、個別に買った方が安くなることもありますね。

僕も、いらないもがあったため、個別で付けたいことを担当者に伝えたところ、

「残価設定クレジットでは、セットしかつけられません。」との回答でした。

びっくりしましたが、次の項目の値引きが関係しているようです。

値引き幅について

一括購入に比べて、残価設定クレジットの方が値引き幅が大きい

残価設定クレジットと一括購入の差って、実際に見積りで見てみたいですよね。

当初、残価設定クレジットで支払った場合の見積りをもらっていましたが、一括で購入する場合と比較するために同じ値引き額で見積りを作ってほしいと担当者にお願いしました。

すると、「一括でのお支払いの場合は、残価設定クレジットほど値引きができません。」とのこと

一括で支払えるお金がある人でも、新たに車を購入してもらうチャンスを増やすために残価設定クレジットで契約してもらえるように値引き幅を大きくしているんでしょうね。

ぴこすけ
ぴこすけ

値引き幅が大きい分、乗り出しセットは個別ではつけられないんだね。

点検費用について

残価設定クレジットでは、点検のコースが無料で付く

点検については、ディーラーが3年や5年のコースで設定していることが多いですよね。

今回は、残価設定クレジットの見積りの中でメンテナンス関係の費用が0円で何も付いていなかったので、メンテナンスの料金を含めた価格で見積りを出してほしいと頼みました。

すると、「残価設定クレジットでは、4年半のコースが無料で付きます。」とのこと。

4年半のコースっていうと、7万~10万円ぐらいしますよね。

それが無料で付くとはびっくりです。

ぴこすけ
ぴこすけ

4年半という期間にしているあたり、5年目の車検を受けずに乗り換えてもらいたいという狙いがありそうだね。

残価設定ローンの支払いシュミレーション

電卓とペンと紙

残価設定について、ほとんど知られてない情報をお伝えしましたが、この新しい条件を踏まえて、次の3つのパターンと条件で5年後の支払総額のシュミレーションをしてみます。

・一括購入
・残価設定2回払い(5年後に2回目を支払い車の所有者になる)
・残価設定60回払い(5年ローン)

条件(実際に購入したときとほぼ同じ)

スクロールできます
車両価格150万
利率3.9%(大体3~5%のため)
残価設定40万
値引き額一括5万、残価設定15万
点検費用10万
乗り出し装備一括4万(個別)、残価設定6万(セット)

条件(実際に購入したときとほぼ同じ)

スクロールできます
 一括購入残価(2回)残価(60回)備考
車両価格150万150万150万 
値引き額▲5万▲15万▲15万一括<残価設定
点検費用10万残価設定なら無料
乗り出し装備4万6万6万残価設定はセットのみ
ローン支払い額112万※1残価を除く
割賦手数料※202万0 
支払総額159万143万152万以上 
※1 keisan 生活や実務に役立つ計算サイトより
※2 ローンを組まない残価設定の際に必要になる手数料 残価の約5%

なんと、一括購入に比べて残価設定の方が安いです。

特に残価設定(2回)で支払った場合は、一括よりも16万円安くなることがわかります。

仮に、値引き額が同じになっても、残価設定(2回)のほうが安いです。

残価設定(60回)が152万以上となっているのは、5年後に価を一括で払った場合に152万となり、ローンで払う場合はそれ以上になるためですね。

残価設定クレジットは仕組みだけで考えるとデメリットが多いかもしれませんが、値引きや各種サービスを考慮すると安くなることがわかりました。

さらに、残価設定(2回)は、一括購入と違い、5年の間40万円を自由に使うことができます

仮に年利3%の複利で運用したとすると、5年後には約46万円になり、6万円も利益を生み出すことができ、一括で購入したケースと比べると22万円得する計算になります。

ぴこすけ
ぴこすけ

値引き額や無償で付くオプションが重要ってことがわかるね!

まとまったお金があったとしても、値引き額や無償のサービスなど、残価設定を選ぶことで得られる特典によっては一括購入よりも安く購入できるケースがあることを念頭に車の購入は考える必要があります。

残価設定は損しかないというのは嘘

シュミレーションの結果、残価設定はデメリットしかないというのが間違いであることがわかったかと思います。

実際、私の母、友人ともに、残価設定(2回)で車を購入しました。

ちなみに、この2回という支払い方法ができるのは、僕が知る限りではダイハツとトヨタの2つです。

みなさんも、車を購入する際は、残価設定はデメリットしかないと決めつけず、しっかりとディーラーと話をして検討してみてください。

車を高く売るには一括査定サイトがおすすめ

車をできるだけ高く売るには、ディーラー下取りだけではなく、多くの業者に買取価格を出してもらって比較する必要があります。

一括査定サイトでは、ネットで簡単に多く業者に見積りを依頼することができ、愛車を高く売ることが出来ます。

気になる人は、一括査定サイトをランキング形式でまとめている【車買取】おすすめの一括査定サイト7選をご覧ください。

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