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- 新型ノアのおすすめのグレードはどれ?
- S-GとS-Zの違いがよくわからない!
2022年1月にトヨタを代表するミニバンのノアとヴォクシーが8年ぶりにフルモデルチェンジを行いました。
トヨタによると、新型ノアはS-GとS-Zのグレードの売れ行きが好調のようで、特にハイブリッド車が人気のようです。
そこでこの記事では、新型ノアの人気グレードS-GとS-Zの違いを紹介したいと思います。
新型ノアがフルモデルチェンジ
トヨタは、2022年1月に人気ミニバンであるノアとヴォクシーを8年ぶりにフルモデルチェンジしました。
これまでノアとヴォクシーの上位車として位置づけられていたエスクァイアは、ノアとヴォクシーに比べて人気がなかったため生産終了となりました。
ノアとヴォクシーのどっちを選ぶべきかと悩む人もいると思いますが、グレードごとの装備は同じなので、外見の好みで選んで大丈夫です。
ノアのモデルチェンジの推移
2001年 | 発売 |
2004年 | マイナーチェンジ |
2007年 | フルモデルチェンジ(1回目) |
2010年 | マイナーチェンジ |
2014年 | フルモデルチェンジ(2回目) |
2017年 | マイナーチェンジ |
2022年 | フルモデルチェンジ(今回:3回目) |
ノアは2001年に発売され、これまで2回のフルモデルチェンジと3回のマイナーチェンジを経て、今回で3回目のフルモデルチェンジとなっています。
先代との比較
新旧の最上位グレード同士の画像ですが、フロントマスクやタイヤが大きく変わっています。
新型の方が重厚感があり、高級感がでています。
ボディサイズなどの比較は次のとおりです。
旧型ノア Si(ハイブリッド) | 新型ノア S-Z(ハイブリッド) | |
全長(㎜) | 4,710 | 4,695 |
全幅(㎜) | 1,735 | 1,730 |
全高(㎜) | 1,825 | 1,895(1,925) |
ホイールベース(㎜) | 2,850 | 2,850 |
最低地上高(㎜) | 160 | 140(125) |
室内長(㎜) | 2,930 | 2,805 |
室内幅(㎜) | 1,540 | 1,470 |
室内高(㎜) | 1,400 | 1,405 |
車両重量(kg) | 1,620 | 1,670(1,710) |
最小半径(m) | 5.5 | 5.5 |
燃費(km/L) | 19.0 | 22.0 |
全長は1.5㎝短くなりましたが、全高は7㎝ほど高くなっています。ただし、全高さはシャークフィンアンテナを含めているので、実質は1~2㎝程度しか高くなっていません。
最低地上高は2㎝ほど低くなったので、坂道などの運転には気を付ける必要がありそうです。
室内については、長さが1.25㎝、幅が7㎝短くなり、高さが0.5㎝高くなっています。エアロ仕様以外X,G,Zでは全体的に広くなっていますが、上記に示すエアロ仕様(S-G,S-Z)では、全体的に少し狭くなっています。
重量については、50kg重くなっていますが、燃費は3km/L向上しています。
グレード一覧
グレードは通常モデルのX、G、ZとエアロモデルのS-G、S-Zがあります。
ハイブリッド
グレード | 2WD | E-four※ |
X(7,8人乗り) | 3,050,000円 | 3,270,000円 |
G(7,8人乗り) | 3,320,000円 | 3,540,000円 |
Z(7人乗り) | 3,590,000円 | 3,810,000円 |
S-G(7,8人乗り) | 3,390,000円 | 3,610,000円 |
S-Z(7人乗り) | 3,670,000円 | 3,890,000円 |
ガソリン
グレード | 2WD | 4WD |
X(7,8人乗り) | 2,670,000円 | 2,868,000円 |
G(7,8人乗り) | 2,970,000円 | 3,168,000円 |
Z(7人乗り) | 3,240,000円 | 3,438,000円 |
S-G(7,8人乗り) | 3,040,000円 | 3,238,000円 |
S-Z(7人乗り) | 3,320,000円 | 3,518,000円 |
ハイブリッドとガソリンはどっちがいい
9~10万km以上走るならハイブリッドがお得
ハイブリッドとガソリン車の価格差は同じグレードなら35~40万円程度です。
ガソリン価格を150円/Lと仮定して燃費の差を考えると、9~10万kmほど走れば元が取れる計算になります。
なお、今回のフルモデルチェンジで、ハイブリッド、ガソリンともに燃費が向上しています。
ハイブリッド:19.0~19.8km/L ⇒ 23.0~23.4km/L
ガソリン:13.2~13.6km/L ⇒ 15.0~15.1km/L
新型ノアの人気グレードはS-GとS-Z
トヨタによると、新型ノアの人気グレードの順位は次のようになっています。
1 位:S-Z 2WD(7人乗り)
2位:Z 2WD(7人乗り)
3位:S-Z E-four(7人乗り)
4位:S-G 2WD(7人乗り)
1 位:S-Z 2WD(7人乗り)
2位:S-G 2WD(7人乗り)
3位:X 2WD(8人乗り)
4位:G 2WD(7人乗り)
ハイブリッドとガソリンどちらにおいてもエアロモデルのS-ZとS-Gが上位に入っており、人気であることがわかります。
新型ノア S-GとS-Zの違い
人気のエアロモデルのS-GとS-Zの異なる部分について、外装、内装、安全装備などの面で比較してみます。
外装
タイヤ
左はS-Zの2Wだけに採用される17インチのホイールです。切削光輝とブラック塗装が施されていてワンランク上のホイールとなっています。右と比べてホイールが1インチ大きいので、その分扁平率が小さくなり、コーナリング性能などが増しています。
一方、右はS-ZのE-Four/4WD及びS-Gに採用される16インチのホイールでシルバーメタリック塗装が施されています。左に比べてホイールが小さい分、扁平率が高くなり、乗り心地やハンドリングが楽です。
デザインだけでみればS-Zのタイヤが圧倒的にかっこいいですね。
テールランプ
S-ZとS-Gではテールランプにも違いがあります。
S-Zでは、コンビネーションランプの箇所に加えて、中央のNOAHという文字の両サイドにまで伸びるバックドアの赤い部分も点灯します。一方、S-Gではバックドアの部分は点灯しません。
運転する側からすれば、あまり気にならないポイントかもしれませんが、ここが点灯しているかどうかで夜の見栄えがだいぶ変わります。
上記の動画の21秒付近が点灯している状態でわかりやすいです。
モールディング、ガラス
ガラスとドアの境目のモールディングについてみると、S-Z(左)がステンレスで銀色になっているのに対し、S-G(右)では黒の通常のモールディングとなっています。
また、フロントのドアガラスについてみると、S-ZはUVカット率99%のスーパーUVカットで撥水機能も付いています。一方、S-GはUVカット率85%以上となっており、撥水機能は付いていません。
内装
シート
シートの素材についてみると、S-Zは合成皮革が使われていて、質感が高くなっています。一方、S-Gは上級ファブリックが使用されています。
ファブリック素材は、通気性に優れますが、皮革に比べて滑りやすく姿勢が安定しないと言われています。
メーター
S-Zでは左にパワーメーター(タコメーター)、中央に速度メーターに加えて燃費が表示される7インチのマルチインフォメーションディスプレイ、右に残燃料が表示されています。
一方で、S-Gでは中央は4.2インチのマルチインフォメーションと残燃料、右側に速度が表示されるようになっています。
感覚的に、中央に速度が表示されているS-Gが見やすく感じます。
また、メーター全体がハイブリッド車では青を基調に、ガソリン車では白を基調にデザインされています。
快適温熱シート
S-Zには運転席と助手席に快適温熱シートが標準装備されています。
快適温熱シートは、通常のシートヒーターとは異なり、各部位ごとに温度調節機能を加えたシートヒーターとなっています。
これにより、乗車時に負担のかかりやすい肩や腰をはじめ、冷えやすい太ももなどの温度を効果的に温めることができるようになっており、寒さが苦手な人にはうれしい装備となっています。
その他
装備 | S-Z | S-G |
折りたたみ式サイドテーブル | カップホルダー×4 ポケット充電用USB端子×2 | カップホルダー×2 |
インパネアッパーオーナメント | 合成皮革巻き | ー |
インパネオーナメント | 合成皮革巻き+ステッチ | 助手席のみ合成皮革巻き |
フロントドアアームレスト | ステッチあり | ステッチなし |
インサイドドアハンドル | シルバー塗装 | ー |
ドアトリムオーナメント | ソフトレザー | ー |
パワーウィンドスイッチ | メッキ加飾 | ー |
バックドアイージークローザー | 〇 | ー |
ディスプレイオーディオ | 6スピーカー | 4スピーカー |
カラーヘッドアップディスプレイ | 装備可能 | 装備不可 |
主に室内の装飾(オーナメント)類は、全てS-Zがより質の高いものとなっています。
一方、S-Gはハードプラスチックの部分が多くなっており、S-Zと比べて物足りない印象を受けます。
バックドアイージークローザーは、ドアが半ドア状態になっているときに、自動で閉めてくれる機能ですが、S-Gには装備されていません。
また、カラーヘッドアップディスプレイは、フロントガラスにスピードや標識、ナビなどを表示できるようになるオプションですが、S-Zでなければ装備できない仕様になっています。
安全装備など
装備 | S-Z | S-G |
バックガイドモニター | 〇 | ー(※) |
パワースライドドア | 両側 | 助手席側のみ(※) |
エアコン | 左右独立温度コントロール | 通常のもの(※) |
デジタルインナーミラー | オプションで装備可能 | 装備不可 |
バックガイドモニターは標準で装備しておいてほしいところです。
デジタルインナーミラーは、S-Gでは装備できず、S-Zのオプションとしてのみ装備できます。
新型ノアのおすすめグレードはS-Z
品質、コスパがいいS-Zがおすすめ
S-GとS-Zとの価格差は28万円ですが、オプションでS-Zと同じ装備にできる箇所を全て変更すると約26万円かかります。
差は2万円になりますが、オプションで変更することのできないタイヤなどの外装、メーターやシート、オーナメント類などの内装は2万円以上の価値があります。
トータルではS-Zの方が高くなりますが、オプションで変更できない分を2万円で買えると考えると、S-Zの方がお得だと考えられます。
新型ノア、ヴォクシーの後部座席の使い方については、新型ノアとヴォクシーの後部座席の倒し方、上げ方、リクライニングについて解説の記事をご覧ください。
フロアマット
新型ノア、ヴォクシーの純正フロアマット5万円から6万円ほどします。
この新型ノア・ヴォクシー用のフロアマットであれば、半額以下で購入することができ、さらに防水機能もついています。
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新型ノアをお得に買う方法
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