新型ヴェゼルのトランクの容量はどのくらい？ライバル車とも比較してみた

コンパクトSUVの中でもトップクラスの人気を誇るホンダ「ヴェゼル」。

2021年にはフルモデルチェンジが行われましたが、トランクの容量はどうなっているのでしょうか。

今回は、旧ヴェゼルとの比較やライバル車との容量の違いを紹介していきます。

ヴェゼルとは？

ヴェゼルは2014年にホンダから発売されたコンパクトSUVの先駆けとなった車です。

その人気は高く、次のような実績となっています。

2021年には、フルモデルチェンジでグリルまで塗装された斬新なデザインから人気を博し、カーオブザイヤーにも選ばれています。

ヴェゼルの後部座席の広さについてはこちらの記事をご覧ください。

新型ヴェゼルのトランクの容量

新型ヴェゼルのトランクは、載せるものから逆算して考えられた設計となっているため、積載容量自体よりも、荷物を効率的に載せられる空間設計が行われています。

また、開口部は、荷物の積み下ろしが行いやすい高さに設計されています。

気になる寸法・容量は、次のようになっています。

・荷室長：760ｍｍ
・荷室幅：1,010ｍｍ
・荷室高：780ｍｍ

寸法だけ言われても、どのぐらい積めるのか想像しづらいので、下の画像のものを積んだ状態を見てみましょう。

これらの荷物がどこまで積み込めるでしょうか。

どうでしょうか。

リアシートを倒している状態ではありますが、なんと画像の荷物、全て載せられるんです。

とはいえ、やっぱり新旧でどう違うのかも気になるところですよね。

次に、初代ヴェゼルとの比較をしてみます。

ヴェゼルのトランク新旧比較

それではヴェゼルのトランクの広さを新旧で比較してみます。

	荷室長（㎜）	荷室幅（㎜）	荷室高（㎜）	容量（L）
新型ヴェゼル	760	1,010	780	390以下
旧型ヴェゼル	790	1,000	830	393

荷室長、荷室高は旧型が大きく、荷室幅は若干新型が大きいことがわかります。

全体的に旧型より小さくなっています。

新型の容量は未公表となっていますが、少なくとも旧型の393Lよりも少なくなっていることがわかります。

リヤシートを倒した状態での奥行は下記のとおりで、若干新型が奥行が広くなっています。

新型ヴェゼル：1,740mm
旧型ヴェゼル：1,730mm

荷室幅が広くなっており、リヤシートを倒した際の奥行が長くなっていることから、積載容量自体よりも荷物を効率的に載せる設計としていることがわかります。

新型ヴェゼルとライバル社のトランク比較

ライバル車との比較をしてみましょう。

	荷室長（㎜）	荷室幅（㎜）	荷室高（㎜）	容量（L）
ホンダ　ヴェゼル	約760	約1,010	約780	390以下
トヨタ　CH-R	約770	約1,000	約650	318
トヨタ　ヤリスクロス	約820	約920	約850	390
マツダ　CX-30	約800	約1,000	約740	430
カローラクロス	約1,015	約1,000	約935	487
日産　キックス	約900	約970	約885	423

荷室長は短め、荷室幅は最も広い、荷室高は平均的な高さとなっており、結果として標準ぐらいの荷室容量となっています。

この荷室幅の広さが、効率的な積載設計といえそうです。

なお、カローラクロスは荷室容量に特化した車なので、それ以外のライバル車で考えるといいかもしれません。

シートアレンジでより使いやすく

ヴェゼルのリヤシートは、前に倒すだけではなく、跳ね上げることもできます。

これにより、ラゲッジスペースに入らない背の高い荷物も置くことが出来ます。

特に、ホンダの誇るセンタータンクレイアウトにより、他車と比べても室内高を高く確保することができています。

センタータンクレイアウトとは、ホンダが特許を持つ、燃料タンクを車体中央に設ける技術のこと。通常、燃料タンクは後部座席下のスペースやトランク下に配置されるが、車体の中央下に薄いタンクを設けることで、より広い室内を実現している。

この記事のまとめ

今回は、新型ヴェゼルのトランク容量について調べてみました、

結果は次のとおりでした。参考にしてみてください。

• 新型ヴェゼルは荷物を効率的に載せられる空間設計
• 旧型よりも荷室は小さいが、荷室幅が広い
• ライバル車の中でも最も荷室幅が広い
• ライバル車の中では平均的なトランク容量
• リヤシートを跳ね上げて背の高い荷物を積載可能

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