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クロストレックはスバルが販売する5人乗りのコンパクトSUVです。
もともとはスバルXVの北米市場における車名でしたが、2022年発表の4代目から世界共通の名前になりました。
後部座席の広さはXVと変わらないようですが、実際のところはどうなのでしょうか?
今回はスバル「クロストレック」の後部座席の広さから装備、リクライニングの方法などを紹介していきます。
- 後部座席の広さや乗り心地
- 後部座席の装備
- リクライニングの倒し方 など
クロストレックの後部座席の広さ
それでは、実際の後部座席の広さをライバル車と比較してみましょう。
比較するのは、ボディサイズが同じぐらいのホンダ「ヴェゼル」、マツダ「CX-30」、トヨタ「カローラクロス」、先代のスバル「XV」の4車です。
ニースペース(前席との距離)
後部座席の広さは、「後部座席に座ったときに前のシートと膝の間のスペースがこぶし何個分か」が目安にされることが多いため、こぶしの個数で比較します。
順位 | 車 | こぶしの数 |
1位 | ヴェゼル | 2.5個 |
1位 | XV | 2.5個 |
1位 | クロストレック | 2.5個 |
3位 | カローラクロス | 2個 |
4位 | CX-30 | 1.5個 |
1位はヴェゼル、先代のXV及びクロストレックの2.5個、3位はカローラクロスの2個、4位はCX-30の1.5個となりました。
ライバル車と比べると、前のシートとの空間が広いことがわかります。
後席の広さは、3代目にあたるVXと4代目のクロストレックでは変化はありません。
マツダ「CX-30」と比べると、こぶしが1個分以上違い、快適性にだいぶ差がありそうです。
同じスバル車でもXVより一回り大きいフォレスターについてはフォレスターの後部座席は狭い?広さとリクライニングの倒し方などを紹介の記事をご覧ください。
最低地上高
次に、乗り降りに影響する最低地上高を見てみます。
順位 | 車 | 最低地上高(㎜) |
1位 | カローラクロス | 160 |
2位 | CX-30 | 175 |
3位 | ヴェゼル | 170~195 |
4位 | XV | 200 |
4位 | クロストレック | 200 |
最低地上高は、ライバル車の中では高く、200㎜は1つ上のクラスのSUVの高さになります。
カローラクロスと比べるとかなり違うことがわかります。
先代であるXVとは最低地上高に違いはありません。
膝あたりが開かないスカートや子どもは少し乗りづらさを感じるかもしれません。
一方で、リヤドアは90度近くまで開くため、ここで乗りやすさを確保することができています。
クロストレックの後部座席の乗り心地
シート
クロストレックの後部座席は、3人掛けでドアからドアまでつながっているベンチシートとなっています。
ライバル車と比較してシートポジションは高めになっており、上部の空間が狭く感じます。
真ん中のシートは、左右よりも高く、ホールドが効かないことから、揺れや振動が直接体に伝わるので、乗り心地はあまりよくありません。
またトリコットと呼ばれる布素材で比較的滑りやすい素材となっています。
このため、乗っているうちに姿勢が崩れやすく、長距離の移動には不向きといえます。
布製のシートは、滑りやすく、その分力を入れて体を支える必要があるので、長距離の移動には向いていないですが、普段使いであれば十分な乗り心地の座席となっています。
布製のシートは、夏場でもべたつかず、冬場は冷たくなりづらいというメリットがありますが、飲み物などを吸収しやすいといったデメリットもあります。
また、背もたれが低いため、高身長の人は肩周りが浮いた状態になり、シートの座り心地はあまりよくない可能性があります。
ヘッドレスト
3人乗りを想定しているため、中央にもヘッドレストがあります。
ライバル車に比べて小さく、特に中央のヘッドレストは小さすぎてあまり意味がないように感じられます。
このため、5人乗りではありますが、4人で乗ることを前提に考えたほうがいいです。
また、安全装備以外にも、頭を寄りかからせることができるので、姿勢を楽に保つことができます。
ヘッドレストは軽視されがちですが、事故の際に頭をはげしく打ち付ける「むち打ち」を防ぐ重要な安全装備です。
サイド・クォーター・バックガラス
窓が大きいと、空間が広く感じることができ、乗り心地も良く感じます。
クロストレックは、サイドガラス自体は決して大きくありませんが、サイドガラス横に長い形状になっています。
XVと比べるとサイズは小さくなりました。
クォーターガラスもありますが、とても小さいです。
バックガラスはやや小さく、後方の景色を見るには適していません。
ただし、通常は前を見て座っているはずなので、バックガラスの大きさはあまり室内空間の広さや乗り心地にあまり影響はありません。
後部座席の装備
リヤセンターアームレスト
後部座席の中央には、シートに収納可能なアームレストが付いています。
前の部分がシートに付かず、浮いた状態になるタイプのアームレストです。
幅は比較的広く、左右の人が肘を掛けられるほどのサイズですが、少し位置が高めです。
また、シートが柔らかく肘を置いたときに少し沈むため、もう少し硬い方が肘置きに向いています。
アームレストにはドリンクホルダーが2つ付いており、長距離移動にはありがたい装備となっています。
ドリンクホルダー
センターアームレスト以外に、左右のドアポケットにもドリンクホルダーがあります。
このため、後席だけで最大4つのドリンクホルダーがあることになります。
3人掛けの場合はセンターアームレストのドリンクホルダーは使えないので、ドアポケットを使うという使い分けができるようになっています。
シートバックポケット
助手席のシートの裏には、バックポケットが付いています(全車標準装備)。
後部座席にいざ人を乗せるとなったときに、後部座席に置いていた小さい荷物をバックポケットにしまうことができるので便利です。
子どもを乗せるときのために、おもちゃなどを入れておくこともできます。
後席エアコン吹き出し口
後部座席の快適性を高める装備として重要なのが、エアコンの吹き出し口です。
クロストレックはXVと同様に後部座席の中央にはエアコン吹き出し口はありません。
前席の下部からのみ送風されます。
ライバル車の上位グレードでは必ず付いている装備ですので、夏場や冬場の後部座席の快適性は他に比べて劣っているといえます。
USB
このサイズの車では必ず付いているといっていい後席のUSB電源ですが、XV時代には付いていませんでした。
今回、4代目になったことで、ようやくUSB電源が装備されました。
設置個所はセンターコンソールの後部となっており、差込口は暗闇でもわかるように発光するような珍しい装飾となっています。
規格はタイプAとタイプCの2つです。
リヤシートリマインダー(警告音)
後部座席に子供が取り残されたり、荷物の置き忘れを防ぐために、後部座席の確認を促す警報装置が装備されています。
後部座席のドアの開閉を行った場合、エンジンをONからOFFにすると警告音が鳴り、ディスプレイに警告が表示されるようになっています。
シートベルトの装着方法と外し方
後部座席真ん中のシートベルトの装着方法は次のとおりです。
①後部座席の右後ろの格納ホルダーからシートベルトを引き出す。
②右側の席と中央席の背もたれの間にあるガイドの中にシートベルトを通す。
③シートベルトにタングプレート(バックルと結合する金属の部分)が2つ付いているので、小さいタングプレートを体の右側の小さい穴のあいたバックルに装着する。
④大きいコネクターをお腹を包むようにまたがせて左側のバックルに差し込む。(通常の3点式シートベルトと同じ要領)
外すときは、逆の手順になりますが、体の右側の小さいタングプレートは普通のシートベルトと同じようにはバックルから引き抜けません。
小さいバックルの解除ボタンは、通常の解除ボタンと比べて細いため指で押すことができず、体の左側のバックルに装着していたタングプレートを赤い部分に差し込んで解除する必要があります。
チャイルドシート
チャイルドシートは次の3つの方法で装着することができます。
シートベルト
チャイルドシートにシートベルトを取り付ける一般的な方法です。
ベルトが捻じれないように注意して取り付ける必要があります。
チャイルドシートを中央に配置したときは、左側のシートベルトが使用できなくなります。
ISOFIXロアアンカレッジ
シートの付け根の左右に附属してある金具にチャイルドシートの金具を取り付ける方法です。
使わないときはカバーがしてあるので、カバーを外すことでチャイルドシートと連結する金具(ロアアンカレッジ)が見えるようになります。
後部座席の左右の席に1セットずつ準備されているので、チャイルドシートを2個まで取り付けることができます。
ISOFIXとは、シートベルトを使わずに、チャイルドシートと車の固定金具を連結させるだけの簡単な取り付け方法です。
テザーベルト
後部座席の裏にある金具(トップテザーアンカレッジ)にテザーベルトの金具を引っかけてチャイルドシートを固定する方法です。
テザーベルトは、ヘッドレストを上げて装着しますが、このとき、ベルトが捻じれないように注意する必要があります。
また、チャイルドシートを装着後にシートを調整するとテザーベルトが緩むため、シートを調整してからチャイルドシートを取り付ける必要があります。
リクライニングの倒し方とシートアレンジ
リクライニング
クロストレックの後部座席は、リクライニングの機能がありません。
乗り心地という点では、リクライニングできないのはあまりよくないですよね。
ですが、これはクロストレックに限ったことではなく、先代のXVをはじめ、ライバル車のホンダ「ヴェゼル」、マツダ「CX-30」もリクライニング機能が付いていません。
近いサイズでいえば、トヨタ「カローラクロス」のみ2段階のリクライニング機能が付いています。
シートアレンジ
後部座席は6:4の分割式となっており、中央のシートは右のシートと一緒に動くつくりとなっています。
倒し方は、ヘッドレストの横にある丸いノブを上に引くことで、前方にシートを倒すことができます。
フルフラットにはなりませんが、ライバル車と比較しても段差は少ない方です。
クロストレックのおすすめ用品
フロアマットは車を汚さないためには必須の装備ですが、クロストレックの純正のフロアマットをディーラーで買おうとすると3万円以上します。
ですが、このフロアマットであれば、2万円以下で購入することができます。
品質もいいので、純正品を買うなら是非こちらをおすすめします。
まとめ
クロストレックの後部座席については次のとおりでした。
- クロストレックの後部座席は広い
- 背もたれの高さが短い
- 中央のヘッドレストは小さく4人乗り向け
- 後部座席中央のシートベルトは後ろから装着
- リクライニング機能はない
- センターコンソールに吹き出し口はない
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面倒だからディーラー下取りでいいと考える人もいるかもしれませんが、他社の査定額を伝えるだけで下取り額が上がることもあるため、一括査定で相場額を調べておくだけでも交渉を有利に進められますよ。
次の車をお得に手に入れるためにも、愛車が高く売れる一括査定を試してみてください。